バレーボールネーションズリーグ2024男子、日本代表の戦力分析と優勝への展望

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バレーボールネーションズリーグ2024男子、日本代表の戦力分析

各ポジション別の戦力評価

引用元:https://www.jva.or.jp/international/2024/vnl_men/

NamePositionBirthdateHeight (cm)Weight (kg)
関田誠大(せきた まさひろ)セッター1993/11/2017572
深津旭弘(ふかつ あきひろ)セッター1987/07/2318376
大宅真樹(おおや まさき)セッター1995/04/2317875
前田一誠(まえだ いっせい)セッター1991/09/2218176
永露元稀(えいろ もとき)セッター1996/06/0819280
山本龍(やまもと りゅう)セッター2000/09/2318577
西田有志(にしだ ゆうじ)オポジット2000/01/3018687
宮浦健人(みやうら けんと)オポジット1999/02/2219084
西山大翔(にしやま ひろと)オポジット2003/03/0419385
高橋慶帆(たかはし けいはん)オポジット2003/10/1319482
石川祐希(いしかわ ゆうき)アウトサイドヒッター1995/12/1119284
高橋藍(たかはし らん)
アウトサイドヒッター
2001/09/0218882
大塚達宣(おおつか たつのり)
アウトサイドヒッター
2000/11/0519486
富田将馬(とみた しょうま)
アウトサイドヒッター
1997/06/2019080
高梨健太(たかなし けんた)
アウトサイドヒッター
1997/03/2519082
甲斐優斗(かい まさと)
アウトサイドヒッター
2003/09/2520088
山崎彰都(やまざき あきと)
アウトサイドヒッター
1997/10/1619082
新井雄大(あらい ゆうだい)
アウトサイドヒッター
1998/06/2718881
仲本賢優(なかもと けんゆう)
アウトサイドヒッター
1997/11/2118780
山内晶大(やまうち あきひろ)ミドルブロッカー1993/11/3020488
小野寺太志(おのでら たいし)ミドルブロッカー1996/02/2720290
髙橋健太郎(たかはし けんたろう)ミドルブロッカー1995/02/0820290
村山豪(むらやま ごう)ミドルブロッカー1998/07/3019185
エバデダン ラリーミドルブロッカー2000/08/1819587
麻野堅斗(あさの けんと)ミドルブロッカー2004/12/2420792
渡邉晃瑠(わたなべ こうる)ミドルブロッカー2000/04/0619386
西本圭吾(にしもと けいご)ミドルブロッカー1995/10/0519388
小川智大(おがわ ともひろ)リベロ1996/07/0417573
高橋和幸(たかはし かずゆき)リベロ2000/01/2617070
山本智大(やまもと ともひろ)リベロ1994/11/0517172
藤中颯志(ふじなか そうし)リベロ1999/12/0217775

日本代表は各ポジションで強力な選手を揃えており、どんなメンバーが見ても遜色のないパフォーマンスを見せています。

主力選手の石川祐希、高橋藍、西田有志はもちろん、関田誠、小川智大、山本智大、宮浦健人と(まだまだいるんです)本当にチームの平均値が高い。

↓テレビ観戦のお供は?↓最強コンビ!!↓ 

主要選手のパフォーマンスと評価

セッター(S)

関田誠大(せきた まさひろ)

  • 特徴: 俊敏な動きと正確なトスが持ち味。
    攻撃の起点となるセットアップに優れ、リーダーシップも発揮する。
    別名:トスの魔法使い
  • 評価: 多様な攻撃パターンを展開できるため、チーム全体の攻撃力を底上げするキープレイヤー。
  • ブロックを高橋健太郎に練習中にアドバイスを求めるなどストイックな選手。

深津旭弘(ふかつ あきひろ)

  • 特徴: 経験豊富なベテランセッター。冷静な判断力と安定したプレーが光る。
  • 評価: 試合の流れを読む力が高く、重要な局面でのセットアップが期待される。
  • 2024/6/4 イラン戦で宮浦の2枚がえ交代から1本結果を出したのは見事でした。

大宅真樹(おおや まさき)

  • 特徴: 柔軟なトスワークが持ち味で、攻撃の多様性を引き出す。
  • 評価: チームの攻撃バリエーションを増やし、相手ブロックを崩す役割が重要。

前田一誠(まえだ いっせい)

  • 特徴: 高さとパワーを兼ね備えたセッター。ブロックやサーブでも貢献。
  • 評価: 攻守両面での活躍が期待され、チームの安定感を支える。

永露元稀(えいろ もとき)

  • 特徴: 若手ながら冷静なプレーが特徴。今後の成長が楽しみな選手。
  • 評価: チームの未来を担う存在として期待される。

山本龍(やまもと りゅう)

  • 特徴: 安定したトスワークとリーダーシップが光る。
  • 評価: チームの攻撃を円滑に進めるキーパーソン。

オポジット(OP)

西田有志(にしだ ゆうじ)

  • 特徴: 圧倒的なパワーと高さを持ち、得点源として活躍。攻撃だけでなくサーブも強力。
  • 評価: チームの中心的なスコアラーとしての期待が大きい。
  • 得点源だけでなく、ボールに対する執着心からチームのピンチを何度も救う!

宮浦健人(みやうら けんと)

  • 特徴: 高いジャンプ力とスピードを生かした攻撃が魅力。
  • 評価: 西田とのダブルエースとして、相手にとって脅威となる存在。
  • ポーランド1部➡フランス1部への移籍が決まりさらに実力に磨きがかかる!

西山大翔(にしやま ひろと)こちらもどうぞ

  • 特徴: 成長著しい若手。パワフルなスパイクとブロックで存在感を示す。
  • 評価: 将来のエース候補として注目。

高橋慶帆(たかはし けいはん)

  • 特徴: 大学リーグでの活躍が光る。柔軟な攻撃と安定したプレーが持ち味。
  • 評価: 今後の成長に期待が集まる。
  • かなりのイケメンで、まだ20歳!今回の帯同メンバーには召集されてないっぽい💦
  • 高校時代まではミドルブロッカー高身長、ダイナミックなスパイクも魅力!

アウトサイドヒッター(OH)

石川祐希(いしかわ ゆうき)

  • 特徴: 世界的にも知られる日本のエース。強力なスパイクとリーダーシップが光る。
  • 評価: チームの攻撃の核として、攻守に渡る活躍が期待される。
  • 世界の石川、前大会得点王、攻守のどこを切り取っても文句なしの選手!!
    イタリア1部リーグのプレーオフで3位のミラノ➡5月14日、圧倒的な強さでリーグ優勝した強豪、ペルージャへの移籍。その実力が分かりますね。

高橋藍(たかはし らん)

  • 特徴: 高い得点能力と機動力を兼ね備える若手エース。
  • 評価: 石川と並ぶダブルエースとして、チームを牽引する存在。
  • 世界を知る男、イタリア1部・セリエAのモンツァ➡日本のサントリーサンバーズへ移籍。
    イケメンなのは言わずもがな、ディグもスパイクもきっちりこなす安定感!!チームの核。

大塚達宣(おおつか たつのり)

  • 特徴: パワフルなスパイクとブロック力が魅力。
  • 評価: 攻撃の多様性を増す選手として重要な役割を果たす。
  • コート上では冷静さも熱さもある選手です。
  • 来季はイタリア1部、ミラノでプレーすることが決まっている

富田将馬(とみた しょうま)

  • 特徴: 安定したレシーブと多彩な攻撃が持ち味。
  • 評価: バランスの取れたプレーでチームに貢献。
    評価にもあるように本当にバランスのいい選手!石川、高橋藍との交代がよく見られる。チームの総合力をあげる。

高梨健太(たかなし けんた)

  • 特徴: 高い攻撃力とサーブ力が特徴。
  • 評価: 試合の流れを変えるプレーが期待される。

甲斐優斗(かい まさと)

  • 特徴: 成長著しい若手。将来性が高い。
  • 評価: 今後の成長に期待される選手。
    身長200㎝から繰り出されるサーブは驚異的、2024/6/4のイラン戦でもいいサービスエースを最後に決めてくれました!!

山崎彰都(やまざき あきと)

  • 特徴: バランスの取れたプレーで、攻守に貢献。
  • 評価: チームの安定感を支える重要な選手。

新井雄大(あらい ゆうだい)

  • 特徴: 柔軟な攻撃と安定したレシーブ力が光る。
  • 評価: チームの攻撃バリエーションを増やす。

仲本賢優(なかもと けんゆう)

  • 特徴: 機動力とサーブ力が特徴。
  • 評価: 試合の流れを変えるプレーが期待される。

ミドルブロッカー(MB)

山内晶大(やまうち あきひろ)

  • 特徴: 高さとパワーを兼ね備えたブロックとスパイクが特徴。
  • 評価: 中央からの攻撃とブロックで大きな貢献。
    関田とのクイック攻撃が魅力、サーブのレベルも上がり相手チームをかき乱す!!

小野寺太志(おのでら たいし)

  • 特徴: 高さと経験を生かしたブロックが持ち味。
  • 評価: 守備の要として、相手の攻撃を封じる役割が期待される。
  • 寡黙ではあるが、キッチリと仕事をこなす選手!サーブは揺れる魔球!?

髙橋健太郎(たかはし けんたろう)

  • 特徴: 高さとスピードを生かした攻守が光る。
  • 評価: 攻守両面での活躍が期待される。
  • 闘争心の塊のような熱い選手!反面、冷静な判断で相手スパイクをシャットアウトする
    日本屈指のミドル!!

村山豪(むらやま ごう)

  • 特徴: ブロック力と攻撃力を兼ね備えた選手。
  • 評価: 中央からの攻撃でチームに貢献。

エバデダン ラリー(えばでだん らりー)

  • 特徴: 高さとパワーを生かしたブロックとスパイクが持ち味。
  • 評価: チームの中央を支える存在。

麻野堅斗(あさの けんと)

  • 特徴: 将来性の高い若手。ブロック力が光る。
  • 評価: 成長著しい選手として期待される。

渡邉晃瑠(わたなべ こうる)

  • 特徴: 高さとパワーを生かしたブロックが特徴。
  • 評価: 守備の要としての役割が期待される。

西本圭吾(にしもと けいご)

  • 特徴: 高さと経験を生かしたプレーが光る。
  • 評価: 守備の要としての役割が期待される。

リベロ(L)

小川智大(おがわ ともひろ)

  • 特徴: 卓越したレシーブ力とディグ力が持ち味。
  • 評価: 守備の要としてチームを支える存在。
  • 2024/6/4のイラン戦ではアンダートスをみせるなど、器用な選手、ボールへの反応速度も◎。

高橋和幸(たかはし かずゆき)

  • 特徴: 安定したレシーブとディフェンス力が光る。
  • 評価: 守備の安定感を高める選手。

山本智大(やまもと ともひろ)

  • 特徴: 高いディフェンス能力と迅速な反応が光るリベロ。安定したレシーブとディグ力がチームの守備を支える。
  • 評価: チームの守備の要として、攻撃に繋げるプレーが期待される。
    世界屈指のリベロ、反応速度が非常に速く、相手のスパイクにいち早く反応!
    チーム内のムードメーカーで笑顔が印象的✨

藤中颯志(ふじなか そうし)

  • 特徴: 柔軟なプレースタイルで、レシーブの安定感が高い。ディグやフットワークに優れる。
  • 評価: 守備のスペシャリストとして、試合の流れを変えるプレーが期待される。

総合評価

セッター

日本代表のセッター陣は、経験豊富なベテランから将来有望な若手までバランスよく揃っており、多様な攻撃パターンを展開できる力があります。

特に、関田誠大の正確なトスワークとリーダーシップがチームの安定に大きく寄与しています。

深津旭弘の冷静な判断力も重要な要素であり、試合の流れを読む力が高いです。
若手の山本龍も今後の成長が期待される選手です。

オポジット

西田有志は日本代表の得点源として突出した存在であり、彼の強力なスパイクとサーブは相手にとって脅威です。

宮浦健人もジャンプ力とスピードを活かして、西田とともにダブルエースとして活躍が期待されます。

若手の西山大翔と高橋慶帆も今後の成長が楽しみであり、チームの未来を支える選手となるでしょう。

アウトサイドヒッター

石川祐希は世界的にも知られる日本のエースであり、そのリーダーシップと得点能力はチームの中心です。

高橋藍も攻撃力と機動力に優れ、石川とのダブルエースとしてチームを牽引します。

大塚達宣や富田将馬なども攻撃の多様性を増やし、チームのバランスを保つ重要な役割を果たします。

若手の成長も著しく、甲斐優斗や山崎彰都、新井雄大などが将来の主力選手として期待されています。

ミドルブロッカー

山内晶大小野寺太志は高さとパワーを兼ね備えたブロックとスパイクが特徴で、中央からの攻撃として重要な役割を果たします。

髙橋健太郎や村山豪も攻守両面での活躍が期待され、特にブロック力で相手の攻撃を封じる役割が大きいです。

若手のエバデダン ラリーや麻野堅斗も成長著しく、今後のチームの中心となる選手です。

リベロ

リベロ陣は小川智大、高橋和幸、山本智大、藤中颯志といった守備のスペシャリストが揃っており、それぞれが高いレシーブ力とディグ力を持っています。

小川智大の安定した守備はチームの攻撃に繋がる重要なプレーであり、山本智大や藤中颯志も同様に高い守備力を発揮します。

VNL2024男子の注目試合と日本代表の対戦相手

第1週の対戦相手と結果

第1週の対戦相手は日本代表にとって重要な試金石となりました。

石川、高橋不在の中、チーム力の低下は最小限だと感じました。スタメンにも入れ替えが多数あり、
チーム総合力の底上げのための采配ではないかと感じました。

強豪国との対戦が多く、初戦での勝利がチームの士気を高めました。

第1週(リオデジャネイロ、ブラジル)

5月21日(火)
対戦相手:アルゼンチン 
勝利!!
結果:日本【1勝0敗】 3-1 アルゼンチン
【0勝1敗】
セット内容:

  • 第1セット:24-26
  • 第2セット:25-22
  • 第3セット:25-23
  • 第4セット:25-19

5月23日(木)
対戦相手:セルビア 
勝利!!
結果:日本【2勝0敗】 3-0セルビア【1勝1敗】
セット内容:

  • 第1セット:25-20
  • 第2セット:25-16
  • 第3セット:25-22

5月24日(金)
対戦相手:キューバ 勝利!!
結果:日本 【3勝0敗】3-2 キューバ【2勝1敗】
セット内容:

  • 第1セット:18-25
  • 第2セット:25-22
  • 第3セット:25-23
  • 第4セット:19-25
  • 第5セット:22-20

5月25日(土)
対戦相手:イタリア 
敗北!!
結果:日本 【3勝1敗】1-3 イタリア3勝0敗
セット内容:

  • 第1セット:25-23
  • 第2セット:16-25
  • 第3セット:17-25
  • 第4セット:17-25



第2週の対戦相手と結果(福岡) 

第2週の対戦は日本国内で行われ、ホームの利を活かすことが期待されます。
石川、高橋が合流し、ベストメンバーで試合に臨みました。
大勢のファンが応援に駆けつけ、選手たちにとって大きな励みとなりました。

6月4日(火)
対戦相手:イラン 勝利!!
結果:日本 【4勝1敗】3-0 イラン【0勝5敗】
セット内容:

  • 第1セット:25-23
  • 第2セット:25-22
  • 第3セット:25-17

6月5日(水)
対戦相手:ドイツ 勝利!!
結果:日本 【勝敗】3-2 ドイツ【勝敗】
セット内容:

  • 第1セット:25-22
  • 第2セット:22-25
  • 第3セット:25-27
  • 第4セット:25-23
  • 第5セット:15-8

6月7日(金)
対戦相手:ポーランド 敗北!!
結果:日本 【5勝2敗】0- 3ポーランド【6勝1敗】
セット内容:

  • 第1セット:17-25
  • 第2セット:15-25
  • 第3セット:20-25

  • 第3戦は主力を温存。
  • 関田誠大:下腿(かたい)の痛みによる検査で、ポーランド戦はメンバーから外れ、リザーブだった。
  • 石川祐希:休養のためにリベロ登録し、本職リベロの山本をリベロ外登録。第2セット終盤には山本がレシーバーとして登場した。

6月8日(土)
対戦相手:スロベニア 勝利!!
結果:日本 【6勝2敗】3-1 スロベニア【7勝1敗】
セット内容:

  • 第1セット:25-23
  • 第2セット:19-25
  • 第3セット:26-24
  • 第4セット:25-21

  • 第4戦は主力中心のメンバー。
  • 第2セットは連続サービスエースを奪われ15-21となったところで日本はタイムアウト、しかし、流れは変えられず、セットを失います。
  • 第3セット終了間際に逆転を許しセットポイントを握られますが、石川選手のスパイクでデュースに持ち込み、最後は髙橋藍選手が押し込みセットを取ります。
  • 第4セット、チーム最多26得点の西田選手がスパイクにブロックにと躍動、最後も西田選手の強烈なスパイクでセットを奪いました。

第3週の対戦相手と結果(随時更新)、見どころ フィリピン・マニラ

第3週は強豪チームとの連戦が続くため、集中力が求められます。
ファイナルラウンド進出を賭けた重要な試合が多いです。
マニラでのカナダ戦やフランス戦、アメリカ戦はどれも厳しい戦いが予想されますが、
これらの試合で勝利を収めることがファイナルラウンド進出の鍵となります。

スロベニア戦から10日ほど空くとはいえ、連戦の疲れもあります。
ここでチーム力をフルに生かしてほしいですね✰

フィリピン・マニラでのメンバー発表

1/西田有志 /オポジット

2/小野寺太志/ミドルブロッカー

3/深津旭弘/セッター
 
4/宮浦健人/オポジット
 
5/大塚達宣/アウトサイドヒッター
 
6/山内晶大/ミドルブロッカー
 
8/関田誠大/セッター
 
10/高橋健太郎/ミドルブロッカー
 
12/高橋藍/アウトサイドヒッター
 
13/小川智大/リベロ
 
14/石川祐希/アウトサイドヒッター
 
15/甲斐優斗/アウトサイドヒッター
 
20/山本智大/リベロ
 
(23)/エバンデダン・ラリー/ミドルブロッカー

リザーブメンバー

7/高梨 健太/アウトサイドヒッター
9/大宅 真樹/セッター
11/富田 将馬/アウトサイドヒッター
18/西山 大翔/オポジット

6月18日(火)
対戦相手:カナダ 敗北!!
結果:日本 【6勝3敗】2-3 カナダ【5勝4敗】
セット内容:

  • 第1セット:21-25
  • 第2セット:25-20
  • 第3セット:15-25
  • 第4セット:25-20
  • 第5セット:10-15

試合後の選手

「負けはしたが、個人のプレーを振り返るとサーブレシーブやスパイクレシーブが要所で出ていたので、悪くはなかった。カナダは去年のパリ五輪予選を勝ち抜いて勢いのあるチームとわかっていたが、いざやってみると遥かにレベルアップしていた。こちらには改善すべき点がたくさんあると分かった。まだ試合は続くので修正したい。なるべく石川(祐希選手)選手の負担を減らすため、左側のボールや少しでも自分の方に寄ってきたボールは取ったり、攻撃に集中できるように声掛けしたり、陣形を取ったりした。(FIVB世界ランキングのポイントを失うことは)オリンピックで対戦するチームにだけでなく、来年にも影響がある。今日負けたことはしっかり反省して、次のオランダ戦はいい勢いを出して勝ち続けるしかない。一から頑張りたい。今日は負けてしまったがいいところもあった。悪かった点は反省してオランダ戦で全員がベストパフォーマンスで臨めるようにいいリカバリーをしたい。負ける経験は重要。オリンピックまで勝ち続けることは難しい。負けたくて負けたわけではないが、結果を真摯に受け止めて明日に繋げればまた成長できると思う。チーム全員で作り上げて行きたい」 山本智大選手

https://www.jva.or.jp/topics/20240618-2


6月21日(金)
対戦相手:オランダ 勝利!!
結果:日本 【7勝3敗】3- 0オランダ【3勝8敗】
セット内容:

  • 第1セット:25-18
  • 第2セット:25-19
  • 第3セット:25-20

6月22日(土)
対戦相手:フランス 勝利!!
結果:日本 【8勝3敗】3-2フランス【7勝4敗】
セット内容:

  • 第1セット:17-25
    日本はサーブレシーブが崩されて思うような展開ではありませんでした。
    逆にフランスはサーブレシーブ、ネット際での反応もよい印象でした。
  • 第2セット:19-25
    西田選手に代わって宮浦選手が起用されて徐々に流れは良くなってきましたが、
    それでもフランスの4番パトリ選手(27歳、207cm)17番クレブノ選手(29歳、199cm)を中心に連続得点で差を広げられてしまいました。
  • 第3セット:25-16
    あとがなくなった日本、ここから猛攻が始まります。
    1.2セットともに動きのキレがよいなと感じていた石川祐希選手の緩急を混ぜたスパイクでブレイクポイントを取り4-0。

    その後点差を広げた日本、逆にフランスは流れを変えるために、選手交代をしてきます。
    しかし、サーブミスが目立ちこのセットは日本が取ります。

    個人的には山内選手のサーブもフランスのサーブレシーブを乱す好サーブだったと感じています。

    大塚選手のパトリを止めたブロックも流れを引き寄せました!
  • 第4セット:25-23
    宮浦選手のスパイク、サービスエースなどで得点を重ねます。
    10-10からはお互いサイドアウトを取り合う展開となり、20-20で終盤を迎えます。
    最後はフランスのスパイクがアウトになり25-23でセットを取り、ファイナルセットへ突入します。

    点差以上にゲームの流れが日本に来ていることが観ていてわかりました。
  • 第5セット:15-10
    第4セットに続き好調の宮浦選手のスパイク、主導権を握った日本はコートチェンジ後も攻め続けます。
    最後は石川選手のスパイクでポイントを取り15-10。
    ハラハラドキドキでしたが、大きな勝利でした!!

6月23日(日)
対戦相手:アメリカ 勝利!! アメリカに国際試合で勝利するのは8年ぶり。
結果:日本 【9勝3敗】3-0アメリカ【5勝7敗】
セット内容:

  • 第1セット:25-20
    序盤から宮浦選手のサーブが走っていましたし、スパイクの調子も良さそう。

    小野寺選手の2本サービスエースも出ました。
    大塚選手のサーブもコースをうまくついた1本とアメリカのローテーションミスで追加点10-7とリード。

    甲斐選手のスパイクが決まったところでアメリカがタイムアウト。

    3点リードから追い上げられ13-13となり、日本がタイムアウト。

    タイムアウト後は一進一退。宮浦選手、大塚選手中心に得点を重ねていきます。
    終盤では宮浦選手、甲斐選手のサービスエースで突き放しこのセットを日本が取ります。

    日本の攻撃のtarget zoneに偏っているのが少し気になります。
  • 第2セット:25-23
    甲斐選手、大塚選手のスパイク後の周りのフォローと反応速度が少し遅い気がします💦まだ緊張感がありそうです。

    甲斐選手へ相手のサーブに狙われ失点する場面もありましたが、小野寺選手のクイックなどで点差が開かないように食い下がりますが宮浦選手のスパイクが相手にブロックされ5-9でタイムアウト。

    ブラン監督のアドバイスが効いたのでしょう。その後は相手ブロックの指先にうまく当てたりブロックの間をつくスパイクが目立ってきますがスコアは7-11。

    富田選手が出て、ラリーがかなり続いてからの甲斐選手のスパイク!!日本の粘り強さがアメリカの攻撃リズムを乱しています。

    両チーム精彩を欠きながら、12-15。タッチネット、サーブミス、積極的なプレイの中にも冷静が欲しいところです。

    15-17。ブラン監督がこのセット2回目のチャレンジ!かなり自信があったのかチャレンジ成功!!
    16-17。ラリー選手のブロックでアメリカがタイムアウト。

    ラリー選手、甲斐選手と得点を重ねて20-20。

    宮浦選手のサービスエース、スパイクなどがありましたが22-23。あとがなくなってきましたが、ラリーを制した日本。23-23。

    最後はまた長いラリーから、宮浦選手のスパイクで25-23このセットも日本です。
  • 第3セット:25-19



    両チームともかなりメンバーを入れ替えて臨んだ試合になりました。

    15/甲斐優斗/アウトサイドヒッター

    4/宮浦健人/オポジット

    23/エバデダン・ラリー/ミドル

    2/小野寺太志/ミドル

    3/深津旭弘/セッター

    5/大塚達宣/アウトサイドヒッター

    13/小川智大/リベロ

ファイナルラウンド

開催国と予選ラウンド上位7チームがノックアウト方式のトーナメントで優勝チームを決定する。

競技日程:6月27日(木)~30日(日)

開催地:ウッチ(ポーランド)

日本代表の優勝への展望と課題

過去の戦績から見る可能性

過去の戦績から見て、日本代表の優勝の可能性は十分にあります、と胸を張って言いたいところですが。
やはり世界ランキング1位のポーランドの壁は厚いと感じます。

1ポーランド★415.12
2イタリア361.86
3アメリカ合衆国★352.45
4日本★344.26
5スロベニア331.50
6ブラジル★329.34
7フランス★318.12
8アルゼンチン308.13
9キューバ261.17
10ドイツ★243.82


フランス、スロベニア、アメリカとの試合でのチームの仕上がり具合。
ファイナルラウンドでの組み合わせなどでは可能性はありますが、いずれにしてもランキング上位の国からの勝利がキーポイントです!!

前年度のバレーボールネーションズリーグやオリンピック予選での結果が示すように、日本代表は常に上位に位置しており、安定感があります。

しかし、mkaryuとしては独断と偏見で日本代表の優勝の可能性は50%とします!

主要ライバルチームの分析と対策

ブラジル

  • ブルーノ・レゼンデ(Bruno Rezende)
    • 1986年7月2日生(34歳)
      ブラジル、リオデジャネイロ出身
      身長:190㎝
      体重:76㎏
      最高到達点:323㎝
      ポジション:セッター
      背番号:1(代表)
    • 対策:
      • サーブレシーブの崩壊を防ぐために、ブロック陣が効果的にカバーする。
      • ブルーノのトスに対してブロック陣が早いリードを取り、攻撃の読みをしやすくする。

ポーランド

随時更新

アメリカ

  • マット・アンダーソン(Matthew Anderson)
    • 身長: 202cm
    • 体重: 100kg
    • ポジション: オポジット
    • 対策:
      • レシーブ優先の戦術で、サーブレシーブの安定性を確保する。
      • オポジットの攻撃に対して、ブロック陣が的確にタイミングを取り、スパイクを封じ込める。
  • マイカ・クリステンセン(Micah Christenson)
    • 身長: 198cm
    • 体重: 90kg
    • ポジション: セッター
    • 対策:
      • サーブレシーブでの安定性を確保し、チャンスボールを作り出す。
      • ブロック陣がクリステンセンのトスに対して早いリードを取り、攻撃の読みをしやすくする。

イタリア

イヴァン・ザイツェフ(Ivan Zaytsev)

  • 身長: 202cm
  • 体重: 92kg
  • ポジション: アウトサイドヒッター
  • 対策:
    • レシーブ優先の戦術で、サーブレシーブの安定性を確保する。
    • ザイコのスパイクに対してブロック陣が的確にタイミングを取り、攻撃を封じ込める。

スロベニア

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まとめ

バレーボールネーションズリーグ2024男子において、各国の主要選手の特徴と対策を分析しました。

  • 各国の核となる選手には、それぞれの強みがあります。
    彼らのプレーに対する的確な対策が勝利に不可欠です。
  • 日本代表は、幅広いポジションでバランスの取れた選手層を持ち、攻守に渡る高い能力を誇ります。
  • 戦術面では、サーブレシーブの安定性やブロックのタイミング、攻撃の多様性などが重要な要素となります。

これらの要素を踏まえ、チーム全体の連携と戦術の精度を高めることが、勝利への鍵となるでしょう。バレーボールネーションズリーグにおいて、日本代表が世界トップレベルの戦いを展開することが期待されます。

バレーボール日本代表!応援しましょう♬

ここまで読んでいただきありがとうございます(^^♪

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