オレンジジュースが品薄なのはなぜか?3つの理由。

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オレンジジュースが今、品薄状態に。

幅広い世代に親しまれている身近な存在のオレンジジュースが今、スーパーから姿を消す品薄状態になっている。

アサヒ飲料のバヤリースオレンジ、森永乳業のサンキストオレンジなど大手飲料メーカーでは、相次ぎ商品の販売を休止。

さらに、オレンジジュースの代替え商品まで登場する事態に。

今回はオレンジジュースが品薄なのはなぜか?3つの理由をあげる。🍊

理由1:アメリカのハリケーン被害でオレンジが生産量が減少しているから。

1つ目の理由にアメリカのハリケーン被害があげられる。

オレンジの世界的産地であるアメリカフロリダ州を2022年、2023年にかけてハリケーンが襲来。

これによってオレンジの収穫量が激減した。

ハリケーン「イアン」米・フロリダ州に上陸   (2022年9月29日)

過去100年で最も強力なハリケーン「イダリア」   米フロリダ州に大被害 2023年8月31日

理由2:カンキツグリーニング病と呼ばれる細菌性病害で生産量が減少しているから。

カンキツグリーニング病とは

世界各国のかんきつ生産地域に深刻な被害を与えている重要病害のことである。

この細菌性病害によりオレンジの生産量が減少したから。

左が罹患樹、右が健全樹
左が罹患樹、右が健全樹の果実 

カンキツグリーニング病と呼ばれる細菌性病害により、メキシコ、米国、ブラジルという3つの主要生産国でオレンジの生産量が減少しており、市場のファンダメンタルズ (基礎的な条件)は非常に上向きである。フロリダ州の生産量は近年、ハリケーンによっても打撃を受けている。

ロイター 2023年11月1日(英国時間)

理由3:輸入不足だから。

国内オレンジの大半はブラジルからの輸入であるが、世界でオレンジの不作が続いたことや日本での円安が原因

でブラジルからオレンジを買う競争に負けて輸入不足であるから。

オレンジ高騰の背景にあるのは、輸入不足。日本果汁協会の川村和彦さんによると、国内のオレンジの大半がブラジルからの輸入に依存しているが、その供給量が3分の1まで減少しているという。天候不順でブラジルの不作が続き、アメリカでもオレンジが不足しているため、「ブラジルから買う競争で日本が円安で買い負けしている」

「イット!」5月1日放送より

理由4:仕入れ値が高騰しているから。

仕入れ値が高騰し、国内のオレンジの供給量が少ないためオレンジジュースが品薄となった。

2024年の仕入れ値は、2022年と比べ、4倍となる1リットルあたり最大1000円以上まで高騰しているという。

2022年260円前後(1kgあたり)→2024年1000円以上(1kgあたり)その差は約3.8倍です

補足:どこで買えるか?今後も品薄は続くの? 代替え商品はあるの?

どこで買えるか?→通販では買えるが価格高騰は避けられないだろう。

品薄は続くのか?→国内供給量が増えない限り、販売再開の見通しは立っていない。

代替え商品はあるの?↓↓

セブン – イレブンでは、オレンジに代わり、“国産ミカン”を使用した新商品を発売している。

“オレンジジュースショック”は、しばらく続くとみられる。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

↓みかんのサブスクあります↓

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