引用元:介護ポストセブン
おしどり夫婦として知られる、中尾彬さんと、池波志乃さん。
だいたい2時間くらいかけて夕食を食べながら夫婦での会話を楽しんでいたそうです。
そんな2人が“終活”について考えたきかっけは、2007年に中尾さんが急性肺炎から多臓器不全になったことだそうです。
目次
終活で行った5つのこと
- 遺言状を書いた(2013年)
- お墓を建てた(2013年)
- 財産(アトリエ、マンション)を処分した(2015年)
- 細々としたもの(食器、洋服、本、写真、大量のねじねじ)を処分した(2015年~)
- お葬式、偲ぶ会をやらないことを決める
- *番外* 人間関係の断捨離
引用元:終活夫婦
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1.遺言状を書いた。
親戚や兄弟の「負の遺産」とならないように、その当時(2013年)持っているすべての物を書き出した。
その後、財産項目を持参して、立会人のもと、公証役場で遺言状を作成してもらったそうです。
2~5の項目を決めるための指針になった出来事ですね。
2.お墓を建てた。
引用元:GoogleMap
その次に行ったのはお墓を建てたことです。
中尾彬さんが住んでいた東京の谷中は近くにお墓や寺があり、「お墓があること」が生活の一部になっていたそうです。
mikaryu
このお墓はなんと、中尾彬さんがデザインしたというから驚きです
「無」というサインが入っています。
妻の志乃さんは、現実的に散骨してほしいというのは、子供がいない自分たちにとっては誰かの迷惑になる。
現実的にちゃんとおさまるところを作っておくのが自分たちの責任と考えていたそうです。
3.財産(アトリエ、マンション)を処分した。
①中尾彬さんの実家・千葉の木更津の土地に建てたアトリエ(築30年以上の一軒家)
②沖縄で購入したセカンドハウス用のマンション(2002年に購入)
これらを処分した。
どちらの物件も維持費などの問題も考えて売却を決意した。
①のアトリエに関しては建物撤去費用(更地にする)と土地売却代金でプラスマイナスゼロだったそうです。
②のセカンドハウスについては言及はありませんでした。
4社に査定に来てもらい家具なども置いていったそうなので煩わしさもなく処分できたのではないでしょうか。
➡一般人の我々には少し縁遠い話だったかもしれません。
持ち家の処分を考えると参考になることも多いですね。
4.細々としたもの(食器、洋服、本、写真、大量のねじねじ)を処分した
食器や洋服は二束三文で業者に引き取ってもらったそうです。
買ったときの値段を過大評価しているからその売値にびっくりすると同時に「これが現実なんだな」と思ったそうです。
わざわざ海外まで行って買い求めた食器セットが2000円くらいに・・・これはショックですね💦
本の処分に関してはなんと、トラック2台分!!(トラックのサイズはわかりませんが)
値段は考えず、ジャンルによって古書店をピックアップして業者を決めたそうです。
読書家mikaryuさん
本のジャンルによって古書店を選ぶなんて、本を大切に扱う人だったんですね✰
写真は約1万枚を破棄! かなりの量ですがざっくり選別しながら処分したそうです。
自分たちにとっては思い出でも残された人には関係ないという言葉には一貫性を感じます。
そして、中尾彬さんのトレードマークの「ねじねじ」も200本を処分したそうです。
彬:“ねじねじ”もお気に入りだけに減らしたよね。
使っていないものも多かったから。絵が描いてあると、ねじると模様がおかしくなって、訳がわからなくなるしね。
志乃:もともとはショールだから、ねじねじ用には作ってないからね(笑)。
気に入ったものを新しく買うためにも、使わないものは処分しないと。
彬:400本くらいあったけど、それを半分にした。この前も入れ替えたけどね、冬物と夏物。
志乃:ねじねじの衣替えがいちばん大変なのよ、量が多いから。
https://www.news-postseven.com/archives/20240522_1964715.html/2#goog_rewarded
➡夫婦漫才みたいな掛け合いですね笑 仲の良さがこういった会話からもわかります✨
5.お葬式、偲ぶ会をやらないことを決めた。
中尾彬さん、池波志乃さん、二人ともこの考えは変わらないと話していたそうです。
これについては、死生観の話にもなりますが、お二人の「終活」の解釈がかなり現実的だということですね。
*番外編* 人間関係の断捨離をした。
趣味の魚釣りや旅行でつながっていた「ASクラブ」を解散して仲間とも会わなくなった。
役者、芸能の世界で「友達」という関係性はなかなか成り立たないという見解でした。
人間関係と料理を同じ基準で話されているエピソードが個人的には納得できる箇所もあり興味深かったです。
ここまで読んでいただきありがとうございます(^^♪